またひとり沖縄の巨星が亡くなった。
故米盛裕二はつぐみのご尊父であります。
沖縄のみならず、世界で活躍した才人でありました。
昨年より沖縄と東京を行ったり来たりで、ずっと看病をしていたつぐみは、お父上が亡くなる少し前に、どうしても創りたい曲があるからと一時東京に戻っていました。
そして三月十九日の真夜中過ぎ、つぐみから訃報の知らせ。
ワタクシにある曲を完成させて持って来てほしいと言い残し、翌日早朝の便で沖縄へ旅立ちました。
一夜明けて、ワタクシも沖縄行きの準備を一通り終え、託された曲を聴いてみた。
それはとても美しい旋律のインスト曲でした。
『untitled01』となっており、要するに無題だったのですが、あとからメールで『天国への橋』と命名されていた。
父上の最後は TINGARAの曲で送りたいとの想いから選曲されたリストの通り CD-Rに焼き付けました。
『天国への橋』を含む TINGARAの楽曲は、告別式の一般献花の際に流されたのです。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

TINGARA
石島英雄