>>『サニ ~目覚めのとき~』 MP3  歌詞/解説
「サニ」とは、沖縄の言葉で種を意味するものです。
この曲は最初、「seabed」と仮の名を付けて曲を創りはじめました。
それは深い海の底から、遥か遠い光を目指して旅が始まるような、そんなイメージでした。
そしてその深い海の底とは、同時に、子宮の中のようなイメージでもありました。


命が誕生する子宮。
細胞分裂が始まり、新しい命が動きだす様子を、このアルバムの主旋律である「風」になぞらえて、気の遠くなるような、長く、深い、ラブソングとして表現してみたい、と思いました。
人は恋をするとき、自らの意思で恋をしていると感じていますが、
その大元の想いとは、どこから湧き上がってくるものなのでしょうか。
太陽の熱で暖められた地表に、風が発生する。
それはまるで、地球に誕生した命と同じ仕組みのように感じられました。
清らかな水があり、そこに光が種を宿す。
天と地の恋。母なる海と父なる太陽。
ありがちなその表現も、あながちまやかしではない気がします。
動き出した風が何処まで向かうのか。
いつまでも愛おしく見守っていたい気持ちになります。
そうして1曲目の「水の炎」に繋がるのですが、
生まれ来るすべての命を、進化を続ける命を、ただまっすぐ慈しみたい。
そんな想いを込めて創った、このアルバムの核になる曲であります